【有料会員制サイト構築】WP-Membersでサブスクリプション導入

wordpressで会員サイトを構築する際に、最も選ばれているプラグイン「WP-Members」は
決済機能を追加して有料会員サイトを構築することもできます。

オンラインサロンや会員制サイトを準備されている方には、通常のプラグイン「WP-Members」と併せて
選択肢の一つとして検討に値するものかと思います。

今回は「WP-Members」の拡張プラグインである『PayPal Subscriptions』についての説明と
導入方法について解説いたします。

シンプルな会員制サイトを構築するくらいであれば必要十分ですね。

ぜひご検討ください

WP-Membersとは

wordpressの会員サイト構築のためのプラグインで、会員登録・ログインから会員ごとのコンテンツ閲覧制限まで様々な機能を一括で導入できるプラグインです。

拡張機能無しでも決済機能を必要としない会員サイトで多く導入されております。wordpressで会員サイトを構築するな「WP-Members」か「Simple Memberships」と言われるくらい有名ですね。

WP-Members Paypal Subscriptionsとは

WP-Membersに決済機能を追加して、サブスクリプションなどの定期決済ができるようにする拡張プラグインです。WP-Members自体が会員サイトを構築するためのものですので、自ずとメインターゲットは「有料会員制サイト」になると思います。

ECサイトのような十分な課金設定(請求タイミングの指定、プラン変更)などはできませんが
ユーザに会員登録してもらい、有料会員になればコンテンツを表示させるといったシンプルなサイトであれば十分です。

請求処理にはPayPalを利用しておりますので、PayPalのアカウントは必須になります。

WP-Members Paypal Subscriptionsの導入方法

拡張プラグインは公式サイトから購入しダウンロードする必要があります。
価格は47ドルと結構お安めです。
毎月500円稼げば、1年かからず元が取れます
価格サイト
47ドル公式サイト
WP-Members Paypal Subscriptionsの価格設定

注)拡張機能を利用するには、ご利用中のサーバでPHPcURLライブラリを有効にする必要があります。有効化の設定などについては、サーバ管理者へお問合せ下さい。

会員登録と支払いの流れ

よくある会員制サイトと同じように、会員登録後にクレジットカードなどの支払い情報を登録しないと
コンテンツが表示できないように制御することができます。
会員登録から支払いの流れは以下の通りです。
  1. ユーザの会員登録が完了すると、ユーザに会員登録完了メールを送付
  2. 会員登録処理が完了すると、PayPalボタンが表示され支払い情報を登録する
  3. 支払いが完了すると、サイトに戻り有料コンテンツを表示することができる
ユーザが会員登録をして途中で離脱した場合など決済情報の登録が完了していない場合は
有料コンテンツの閲覧はできません。
有料会員になる場合、ユーザはPayPalボタンから支払い情報を登録する必要があります。

拡張機能のメイン設定

WP-Members Optionsから設定項目が追加されていることが確認できます。
WP-Membersの追加項目
サブスクリプション用の設定

追加項目の解説

項目設定内容
Time-based expiration
有効期限設定
Allows for access to expire
コンテンツアクセスの有効期限設定を有効にします。
有効期限が切れた場合に、コンテンツにアクセスできないようになります。
Trial periodトライアル期間の設定を有効にします。
WP-Members Paypal Subscriptionsの追加設定

拡張機能の詳細設定

次にサブスクリプションの詳細設定を行います。
こちらが価格の設定など、決済に関わるメインの設定になります。
Subscriptinsの詳細設定
項目設定内容
Set Trial Period
トライアル期間設定
トライアル期間を利用する場合の設定を登録します。トライアル期間がない場合は不要です。
トライアルの期間や価格を設定できます。
Set Subscription Period
サブスクリプション設定
支払いの間隔(月次・年次など)や価格を設定します。
Transaction Type
請求タイプ
Basic:通常の請求
Regular billing:定期請求
Automated recurring billing:自動定期請求
Currency
通貨
日本円だと思いますので円を選択
PayPal user IDアカウントに紐付けられているメインのメールアドレス
PayPal Live/Sandbox本番モードとして稼働するかテストモードとして稼働するか
本番で使用する場合のみSandboxチェックを外しましょう
Enable logging?ログを有効化します。

定期請求は、個人のPayPalアカウントでは利用できません。定期請求を使用するには、PayPalビジネスアカウントが必要です。

ログファイルについて

ログを有効化するとプラグインのフォルダにログファイルが作成されます。
PayPalとの接続テストがうまく機能していない場合などに有効化しログを確認して下さい。

本番モードではログファイル出力を無効にすることを推奨しています。
テストが完了したら、有効化設定を外してください。

ログファイルは、PayPalとの通信の特定のエラーを知らせてくれます。
エラー内容
Emails did not matchPayPal user IDに登録されたメールアドレスがメインに設定されたメールアドレス出なかった場合に出力されます。
Price did not match請求価格が設定された価格と異なる場合に出力されるエラーです。
Transaction was not complete or a refund請求もしくは払い戻しの処理が完了しなかった場合に出力されるエラーです。
No transaction IDトランザクションIDが存在しない場合に出力されるエラーです。

ユーザの管理

ユーザごとの契約状態の確認

「WP-Members」のユーザ管理メニューにも項目が追加され
サブスクリプションの登録状況や有効期限が確認できます。
会員登録が完了し支払い登録待ちの状態のユーザは、このように「pending payment:請求保留」の状態となります。
サブスクリプション支払い前のユーザステータス

ユーザが支払い設定を完了すると、ステータスが更新され有効期限が表示されるようになります。

サブスクリプション支払い登録後のユーザステータス
ユーザを有効期限切れ状態とする場合は、Expireのチェックボックスにチェックします。

保留状態のユーザアカウント削除

サイトを運営していくと、会員登録はされているが支払い情報が登録される「pending payment:請求保留」のままの状態になっているユーザが一定数発生してきます。

これらのユーザはたいていの場合、支払いする意思はなく今後も支払い登録してくれることはないでしょう。
サイトによっては、支払い登録をしていない会員はほとんどコンテンツを見ることができないため
存在している意味のないアカウントになるはずです。

このような場合、不要なアカウント情報を保持していることはセキュリティ上好ましくないため
アカウント情報を削除することをお勧めします。
(規約などで「一定期間支払い登録をされない場合はアカウントを削除します」といった通知は必要です。)
支払い保留中のアカウント情報削除
保留中のアカウント削除はDelete Pending Users設定より行います。
この設定により、一定期間以上保留中のままのアカウントは自動で削除されます。
こちらの画像は『7日以上』保留の状態が続いた場合に、アカウントを削除するように設定されています。

最後に

「WP-Members」の拡張プラグインで有料会員制サイトを構築する方法をご紹介いたしました。
プラグイン自体は有料ですが、有料のカート型ASPを利用する場合などと比較してかなり低価格で実現できる方法になっています。

現在すでに「WP-Members」を活用して会員サイトを構築しており、有料会員の導入を検討されている方などは会員機能を引き継ぎながら拡張プラグインを導入する方法は、費用面・作業面でも有効だと思います。

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