【解答速報】システムアーキテクト試験 令和6年度春期【午後1問1】

2024年4月21日実施のシステムアーキテクト試験 午後1問1の解答速報

目次

問1 システムの統合について

設問1 A社の製造データの作成について答えよ。

(1) 製造指示及び投入指示を作成する際, 充填, 殺菌, 調合,仕込の順番で作成している理由は二つある。 その一つは、後工程で算出された仕掛品の投入指示数に基づいてその仕掛品の製造指示数を決めるからである。もう一つの理由を40字以内で答えよ。

解答

いつから当該工程の製造を開始しなければならないかを計算するため

解説

作業工程とは逆の順番で製造指示及び投入指示を行っているのは何故かという問題です。

(2) 製造データを作成する際, 各工程の想定所要時間はどのように求めるか。時間計算区分が “比例” 又は “一定” のそれぞれについて 表中の属性と,必要に応じて四則演算子を用いて答えよ。

解答

比例製造指示数 × 所要時間
一定所要時間

解説

問題用紙が手元になりのですが、解答の仕方は合っておりますでしょうか。

設問2 [システム統合の方針]について答えよ。

(1) 本文中の下線 1で在庫管理有無フラグの値を設定する規則を, 30 字以内で答えよ。

解答

品目分類が「原材料」である場合は有とし、それ以外は無とする

解説

B社製品のなかで在庫管理が行われていたものを確認します。

[A社とB社の品目と工程の概要]の最後に「原材料はエクセル管理」と記載されています。

(2) 本文中の下線2で主キーを追加するファイルを二つ答えよ。また、追加が必要になったB社の要件を, 30字以内で答えよ。

解答

製造、投入

要件:一つの製品を一日に複数回製造する場合があるため

解説

(3) B社が,合併後に統合後のシステムを利用して原材料調達業務を実施するに当たり,仕入先に依頼する業務手続上の変更点は何か。 25 字以内で答えよ。

解答

A社仕様の発注書への変更を依頼する

解説

統合前の原材料調達業務がそれぞれどのように行われていたかと確認します。

A社:A社様式の発注書を添付して、電子メールで送信

B社:仕入れ先ごとに様式が異なる発注書を添付して、電子メールで送信

様式の部分が異なることがわかるので、これをA社の業務に合わせていきます。

設問3 [システム稼働後の評価]について答えよ。

(1) 本文中の下線 3のある作業とは何か。40字以内で答えよ。

解答

月末に記録表を参照し、まとめて生産管理システムに入力している

解説

(2) 本社管理部門の業務はどのように改善されたか。その内容を30字以内で答えよ。

解答

管理指標値の参照が月末だったものが翌日に参照可能になった

解説

【解答速報】システムアーキテクト試験 令和6年度春期【午後1問1】” に対して2件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    速報ありがとうございます。

    設問2-(2)ですが、主キーを追加するファイルは「製造」と「投入」ではないでしょうか。

    お示しのとおり1日に複数回の製造に対応するためですが、そのためには「製造」「投入」ファイルが、既存の主キー「製造開始予定年月日」だけでは足りません。
    一方、[B社の業務の概要]によると、生産予定数は1日単位で計画を立案していると読めます(製造単位ではない)。よって、「生産計画」は1日複数回化への対応は不要と存じます。

    「生産計画」も1日複数回化へ対応しても構わないが、「製造」「投入」は主キー追加が必須であり、「生産計画」はそれらよりは劣後するかな、と。
    いかがでしょうか。

    1. syun03 より:

      ご指摘の通りですね!修正いたします。

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