システムアーキテクト過去問解説【令和元年 午後1】

目次

システムアーキテクト 令和元年午後1 問1 サービスデザイン思考による開発アプローチ

設問1 [新サービスを利用するペルソナの作成]について,代表的な人物像に近いペルソナにするために協力を依頼した部署はどこか。本文中のaに入れる部署名を答えよ。また,その部署に協力を依頼した理由を 35 字以内で述べよ。

解答

マーケティング部

aマーケティング部
理由体組成計の購入者の情報及びアンケート情報を管理しているため

解説

基本的なおさらいから。

ペルソナ=自社の製品・サービスを利用する典型的なユーザー像

新サービスを利用するペルソナした結果の表1では、性別や年齢などの情報に加えて趣味・食生活・健康状態と意識などの情報を項目として挙げています。このようにして、ユーザー像を具体化していきます。

それぞれの情報は下記の通り取得

必要な情報取得元
性別や年齢など体組成計の情報
趣味・食生活・健康状態と意識アンケート情報

設問2 [カスタマジャーニマップの作成]について,本文中の下線1のような議論を行った狙いを 40字以内で述べよ。

解答

利用者側の視点から新サービスで必要とされる具体的な機能を考え出すため

解説

「社内のペルソナに近い人物を集めて議論し」という点がポイントです。この理由はP.4 [新サービスを利用するペルソナの作成]に記載のある通りです。

システムアーキテクト 問1設問2解説ポイント
P.4 新サービスを利用するペルソナの作成

これが解答になります。

設問3 [新たな機能の抽出]について, (1)~(3)に答えよ。

(1) 健康増進事業部と営業推進部が提案した健康ポイントに関する機能には、それぞれ狙いがある。一つは、営業推進部の狙いとして,ポイントを利用してR 社の商品,有料サービスなどを多くの利用者に使ってもらうことである。もう一つの健康増進事業部の狙いを 30 字以内で述べよ。

解答

利用者に継続的にコミュニティ活動を行ってもらうこと

解説

一般的にも、ポイント導入目的として「活動に対してポイント付与することで、利用者に継続的に利用してもらう」ことが挙げられます。(貯めることが好きな日本人特有のものかもしれませんが)

上記を知らずとも、健康増進事業部の説明を読めば解答を導くことができます。

システムアーキテクト 問1設問3解説ポイント
P.3 [新製品に係る取組]健康増進事業部

(2) 表3中の A-4 の機能について,計算根拠のデータになる,bに入れる字句を答えよ。

解答

活動量

解説

bに続く文章として「消費カロリ」という記載がありますので、活動量計から取得するデータだと推測できます。活動量計で計測するデータは歩数など色々記載もありますが、総括して活動量が解答になります。

(3) 表3中の B-6 の機能を新たに抽出した理由を, 30 字以内で述べよ。

解答

利用者によっては、一部データを共有したくないから

解説

『アップロードするデータを任意に選択できる機能』ということは、共有しないデータを選択できるという事です。「任意に」というところがポイントです。

これは精神論などではなく、個人情報保護の観点でユーザ側に情報提供有無を選択させるという事です。

設問4 〔新サービスの機能のリリース方針〕について, (1)~(3)に答えよ。

(1) 一定量のデータの蓄積と有効性検証を行わないと誤った情報の提供をしかねない機能として初期リリースの対象外とした機能はどれか。表 3 中の機能 ID を用いて答えよ。

解答

B-4

解説

統計によるデータ分析を行う必要がある機能はどれかという設問ですね。表3中ではB-4しかありません。

(2) 優先順位の設定の観点として,本文中の c に入れる観点を 15 字以内で答えよ。

解答

利用者の健康づくり

解説

新サービスの開発方針に立ち返って目的を再確認する問題です。P.3の[新サービスの開発方針]を見直してみます。

システムアーキテクト 問1設問4-2解説ポイント
P.3[新サービスの開発方針]

この文章を要約した内容が解答です。

(3) 短期間で開発可能で,変更がしやすいシステム構造を採用することにした,新サービスの開発方針上の理由は何か。30 字以内で述べよ。

解答

段階的に新サービスの機能を拡充させることにしたから

解説

こちらも[新サービスの開発方針]に記載の内容です。機能に関する記述は『段階的に新サービスの機能を拡充させる』ことのみになります。

システムアーキテクト 問1設問4-3解説ポイント

システムアーキテクト 令和元年午後1 問2 容器管理システムの開発

全体像の把握のため、フローを作成します。試験中にここまで細かく作図する時間はありませんが、頭の中で描きながら解答するといいです。

システムアーキテクト 問2概要説明

設問1 容器管理システムの処理について, (1), (2)に答えよ。

(1) 容器倉庫へ入庫可能な容器の容器状態区分の値を全て答えよ。

解答

未使用、合格

解説

まず容器状態区分にはどのような区分があるかを把握する必要があります。これは[容器処理システムの概要]を読み込む必要があります。

容器状態区分記載箇所内容
未使用(1)容器購入処理容器購入時で未使用状態
容器倉庫入庫(2)容器補完処理充填可能な状態
容器倉庫出庫(2)容器補完処理製造計画により出庫指示があった状態
充填済(3)充填処理充填済みの状態
回収(4)容器回収処理容器が回収された状態
合格(5)容器洗浄・検査処理検査に合格した場合
廃棄(5)容器洗浄・検査処理検査に不合格だった場合

容器倉庫に入庫可能なものは、下記の2つのみです。

  • 一番最初に容器を購入した時点での未使用
  • 回収した容器が再利用可能と判断された合格

容器状態区分も図上に記載すると下記の通りです。

システムアーキテクト 問2設問1解説

(2) 本文中の下線①で用いる,製品マスタに登録されている情報は何か。表 1中の属性名を用いて全て答えよ。

解答

容器種コード、容器一個当たり標準充填量

解説

「どの容器」「何個必要か」に関連する属性をそれぞれ抜き出します。

容器の種類は『[現行業務の概要](1)充填』に記載の通り、容器種で指定します。

何個必要かは一個当たりの標準充填量が分かればいいですね。

設問2 [容器管理システムの処理概要]について, (1), (2)に答えよ。

(1) 容器回収処理において,HT による個別読込み時に,数が一致するケースと不一致になるケースがある。それらはどのようなときに起きるか,それぞれ 30 字以内で述べよ。

解答

一致するケースRFタグの一括読込みで読込み漏れが発生した場合
不一致になるケース容器返却書の返却数と実際の容器の数が違っているとき

解説

設問がイマイチなので読み解くのが少し難しいです。

不一致になるケースの方が分かりやすいので先にこちらを解説いたします。

システムアーキテクト 問2設問1-1解説ポイント
P.11 [容器管理システムの処理概要] (4)容器回収処理

こちらはそのままですね。

では次に一致するケースの解説です。

問題なく読込みできていればもちろん数は一致しますね。ですが、設問で問われているのは最終的に個別読込み時に数が一致したケースになります。読み取るのは至難の業ですが。

RFタグの一括読込みに関してはP.10に記載があります。

システムアーキテクト 問2設問1-1解説ポイント2
P.10 [D社で採用したRFタグ及び関連する機器などの説明]

一括読込み時に数%程度で漏れが発生することが分かっているので、これが解答になります。

(2) 本文中の下線②のある処理とは何か。30 字以内で述べよ。

解答

書き込みロックを外して、容器情報領域をクリアする処理

解説

完答するのは少し難しい問題ですね。

まずRFタグに保存されているデータを確認します。大きく分けて容器情報領域製品情報領域があります。

システムアーキテクト 問2設問2ー2解説ポイント

RFタグを再利用するためには容器情報領域もクリアする必要があります。

ただし、これだけでは再利用できません。【30文字以内で】と比較的長めの解答欄が用意されていることから、他にも何かあるかもと勘ぐってください。

ポイントはRFタグの解説部分です。

システムアーキテクト 問2設問2ー2解説ポイント2
P.10 [D社で採用したRFタグ及び関連する機器などの説明]

RFタグは書き込みロックをかけているので、そのままでは値が変更できません。再利用のためにはこの書き込みロックも解除する必要があります。

設問3 【販売管理システムの改修】について, (1)~(3)に答えよ。

(1) 本文中の下線③のデータ内容を,表1中の属性名を用いて全て答えよ。

解答

受注伝票番号、製品コード

解説

容器管理システムから出力した積込指示データとRFタグのデータを比較して、データ内容が合っていることをチェックします。

ただし、積込指示データに関しては具体的な言及はありません。そこで視点を変えて、同じようなチェックが必要な箇所はないか考えてみます。

積込処理前にはピッキング処理を行っておりますが、ピッキング処理でも同じようにHTから受けたピッキング指示データとRFタグの情報を比較しています。

ここでチェックしているのが製品コードで追加しているのが受注伝票番号です。積込時も同じ内容をチェックします。

システムアーキテクト 問2設問3ー1解説ポイント

(2) 積込・出荷処理について, a に入れる適切な字句を答えよ。

解答

出荷実績を計上する

解説

まず、元々の運用では出荷処理のあとに何の処理をしていたかを確認します。

システムアーキテクト 問2設問3ー2解説ポイント

出荷実績を計上するために、販売管理システムに製品情報を入力しています。[関連部門からの要望]では、作業員の作業負担を軽減したいと要望が上がっておりましたので、HT端末で自動で出荷実績を計上することが解答となります。

(3) 使用期限警告処理について, b, cに入れる適切な字句を答えよ。ここで, bは本文中の容器状態区分の値を答えよ。また,c は表1中の属性名を用いて述べよ。

解答

b出荷
c充填日から製品使用可能日数後の日付

解説

まずbについては、容器が顧客の下にあるのは容器状態区分が出荷の時だけです。

次にcについてです。

製品の使用制限日付を計算するためには、「充填日製品使用可能日数」で算出できます。

システムアーキテクト 問2設問3ー3解説ポイント

システムアーキテクト 令和元年午後1 問3 レンタル契約システムの再構築

設問1 自動引当機能について, (1), (2)に答えよ。

(1) 引当可能な機器の条件を校正の観点から二つ挙げ,それぞれ 30 字以内で述べよ

解答

出荷までに校正が完了する機器
レンタル終了予定日が公正有効期限を超えない機器

解説

③引当業務に記載があるかと思いますが関連するものが見当たらないので、現在の業務内容を見直してみます。

システムアーキテクト 問3設問1ー1解説ポイント
P.14 [現在のレンタル業務の内容] (1)機器管理部門

ここに校正に関連した引当(レンタル)についての記述があります。

(2) 自動引当は,三つの条件を全て満たす受注情報を対象として抽出する。条件の一つは,まだ引当されていないことである。ほかの二つの条件を,それぞれ 25 字以内で述べよ。

解答

  • 決裁が下りている事
  • レンタル開始希望日まで15日以内であること

解説

現行業務での条件と新システムでの要望事項でそれぞれ確認する必要があります。現行の引当業務ではレンタル開始希望日の15日前から機器の割り当てを開始しているので、これが条件になります。

新システムの要件では営業部門からの要望で決裁が下りた受注情報を対象としてほしいという内容がありますので、これも条件にします。

システムアーキテクト 問3設問2ー1解説ポイント

設問2 手動引当機能について, (1), (2)に答えよ。

(1) 自動引当の対象とならない機器とは,どのような機器か。15 字以内で述べよ。

解答

付属品が欠けている機器

解説

[現在のレンタル業務の内容]③引当業務に記載の通り。説明書などの付属品が欠けている機器はレンタルしない。

(2) 個々の機器の状態を表示する理由を25字以内で述べよ。

解答

機器の状態を顧客と合意する必要があるから

解説

個々の機器の状態を表示する機能について記載されている箇所を探します。[新システムへの要望]のなかに『例外として営業担当が、機器の状態を個別に確認し、引当する場合がある』と記載があります。

システムアーキテクト 問3設問2ー2解説ポイント

これが機器の状態を表示するする理由です。では『例外』が何を指すか、です。これには現行の引当業務を確認します。

システムアーキテクト 問3設問2ー2解説ポイント2

付属品が欠けている状態でレンタルすることを顧客と合意した場合は例外でレンタルしてもよいことになっています。これが解答になります。

設問3 満了案内機能について,満了案内確認書を顧客に電子メールで送付するために,満了案内対象の受注情報を抽出する。対象となる受注情報の抽出条件を二つ挙げ、それぞれ 25字以内で述べよ。

解答

  • レンタル期間が6ヶ月以上であること
  • 3か月後がレンタル期間が満了日であること

解説

『⑤レンタル業務』にほとんど解答が記載されています。満了案内確認書を送付しているのは、長期レンタル(レンタル期間が6ヶ月以上)であること3か月後がレンタル期間満了日であることです。

設問4 延長及び終了機能について,延長処理を毎月15日の夜間とした理由を35字以内で述べよ。

解答

延長しない場合は毎月15日までに営業担当者が必要な処理をするから

解説

まず延長処理についての記載がある箇所を探すと、[新システムへの要望]に記載があります。

システムアーキテクト 問3設問4解説ポイント
P16 [新システムへの要望] (1)営業部門からの要望

満了案内確認書でレンタル終了の通知があった場合は15日までに営業担当が必要な処理をします。すなわち、15日までに処理がされていないものが延長対象になります。

15日の夜間にならないと延長処理対象が分からないという事ですね。

設問5 購入機能について,受注情報を識別する番号を利用する,ある機能とは何か。表1中の機能名を用いて答えよ。また,利用する目的を25字以内で述べよ。

解答

機能自動引当機能
利用する目的購入した機器を対象の受注情報に引当すること

解説

「受注情報」という単語がどこで登場したか問題文を確認します。

[現行のレンタル業務の内容]受注業務注文書の情報をレンタル契約システムに入力して受注情報を登録する
引当業務レンタル可能な機器があれば物流在庫管理システムに受注情報を登録する
購買部門販売業者から納品された後、物流管理システムにレンタル可能な機器として登録する。
レンタルの受注が決まっている機器の場合、営業担当者に連絡する

購買部門のレンタル業務の内容があやしいですね。

改善の余地がある業務は解答になりやすい

です。特に大問の最終問題。一番頭を使う設問ですね。これ重要。

では、購買部門で危機が納品された後にわざわざ営業担当者に「この注文で発注された機器が納品されたよ」と連絡しなくて済む方法はないでしょうか。

『受注情報を抽出し、物流在庫管理システムと連携し、該当する機器を引当する』ということが自動で出来ればいいですね。まさに自動引当機能です。これが解答です。

システムアーキテクト 問3設問4解説ポイント

システムアーキテクト 令和元年午後1 問4 AI,IoTを活用する自動倉庫システムの開発

設問1 NWH システムの特徴について, (1), (2)に答えよ。

(1) H ロボットが扱う商品を、箱詰めされた冷凍商品に限定することにした。その理由を,20字以内で述べよ。

解答

ピッキングを確実に行うため

解説

P.21Hロボットの開発の解説部分にそのまま記載されています。難しく考えずそのまま。

(2) 商品の先入れ先出しを守るために行ったことは何か。25字以内で述べよ。

解答

商品の収納にフローラックを用いたこと

解説

Hロボットの説明の直後に記載されている[NWHシステムの概要]をよく読みます。

システムアーキテクト 問4設問1ー2解説ポイント1

フローラックなるものを知らないとピンとこないですが、よく読むとこのようなラックであると想像できます。

システムアーキテクト 問4設問1ー2解説ポイント2

これであれば先入れ先出しができます。

設問2 倉庫内の配置の見直し及びHロボットの開発について, (1), (2)に答えよ。

(1) Hロボットは、商品の補充又はピッキングを行う場合, マーカで停止位置を判断する。この判断において, Hロボットはあらかじめどのような情報をもつ必要があるか。20字以内で述べよ。

解答

マーカとフローラックを対応させた情報

解説

問題文には関連する記述はありませんが、設問を呼べば解答を導くことができます。

Hロボットはマーカで停止位置を判断できますが、「何の」位置かはわかりませんね。なので、マーカが示す位置が『どのフローラックかを対応させた情報』が必要になります。

(2) Hロボットが個別商品のピッキングを行い,適正な配送箱へ収納するために,管理・制御部からあらかじめ受信すべき情報は何か。15 字以内で述べよ。

解答

配送先ごとの個別商品情報

解説

Hロボットは「ピッキングした個別商品」と「複数の配送箱」を持っています。

システムアーキテクト 問4設問2ー2解説ポイント
P.22 図2 NWHシステムの概要

ピックアップした個別商品をどの配送箱に入れるのかはわかっていないといけないですね。

設問3 管理・制御部の変更及び稼働管理について, (1)~(4)に答えよ。

(1) 本文中の a , bに入れる適切な字句を答えよ。

解答

a動画撮影
b配送箱からのはみだし

解説

aについては直前に画像認識の話題がでておりますので、『画像撮影』と解答しそうになりますが、Hロボットの仕様をしっかりと確認します。

システムアーキテクト 問4設問3ー1解説ポイント
P.23 [開発項目の検討結果] 表2 NHWシステムの仕様・機能

Hロボットが管理・制御部に送信しているデータの中に画像はなく『動画』があります。これが解答です。

bも検品用監視カメラの仕様を確認するとそのまま解答が記載されています。

(2) H ロボットのバッテリへの充電タイミングを H ロボット自身が判断するのではなく,管理・制御部が指示するようにしている。その目的を, 30 字以内で述べよ。

解答

Hロボットの充電を最適なスケジューリングで行うため

解説

Hロボットの充電についての記述がどこにあるかを探します。

システムアーキテクト 問4設問3ー1解説ポイント

充電は1台ずつ行うという制約があることがわかります。

では、設問の状態とは逆で「管理・製造部が充電タイミングを指示せずHロボット自身が判断」したらどうなるでしょう。

Hロボットが他のHロボットの充電タイミングを把握する方法は記載がありませんので、Hロボットの充電待ちが発生することが想像できます。

これではHロボットの取組方針であるHロボットの割り当て、ピッキングのスケジューリングなどを効率よくできるようにすることが満たせなくなります。

よって、最適なスケジューリングを行うためという解答になります。

(3) 管理・制御部は,全ての H ロボットの走行を監視し,特定の H ロボットに一時停止などを指示する場合がある。管理・制御部は,H ロボットのどのような情報を監視しているのか。15字以内で答えよ。

解答

Hロボットの位置情報

解説

Hロボットから位置情報を管理・制御部に送付しているという記述はありませんが、『(3)管理・制御部の変更』にはHロボットの位置を把握し、Hロボット同士の衝突を避けるために、一時停止とその解除を指示すると記載があります。

(4) 各 H ロボットがピッキングを行うときに得たデータを,管理・制御部で収集・蓄積して AI で処理する目的として考えられることは何か。40 字以内で述べよ。

解答

多くのHロボットのデータを用いてピッキングの問題点を改善するため

解説

大問の最終問題としてはサービス問題に入る部類です。

AIに関する記述は稼働計画に記載があります。ピッキング失敗率が低くなるようにですね。

システムアーキテクト 問4設問4解説ポイント
P.24 [開発項目の検討結果] (4)稼働計画

解答文字数は40字以内なのでもう少し肉付けしてあげます。

問題文は「Hロボットが~~」ではなく「Hロボットが~~」と記載しておりますので、複数のデータが集まることを強調しています。AIで画像処理して分析するためには、多くの画像データが必要になります。

これも解答に含めて、40字以内で記述します。

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